子どものペースに寄り添ったゆったりとしたスケジュール配分をすることで、子ども達が主体的に生活する機会や挑戦してみたい気持ち、ゆっくり休みたい気持ちなどを保障しています。子どもが主体的に暮らすことはたくさんの時間が必要なのです。
大人の希望をつづった保育計画もありますが、子ども達の声から紡ぐ日々の保育を大切にしています。
運動会や発表会は原則ありません。子どもの育ちや興味、意欲に沿って、計画することはあります。
ですので、遠足が急に決まることもあります。
年少は体験期、年中は繰り返し期、年長は飛躍期として、3年間の繰り返しの中で経験を活かし、生活や遊び、お百姓仕事などを自分なりに身につけていきます。
遊ぶということは、身の回りの世界やその仕組みを知ること、お友達や大人と関わること、試行錯誤して作ってみること、自分の体を知ることなどですので、子ども達の「遊んだ」は「学んだ」に置き換えて考えていいでしょう。
遊び1日平均5時間×1ヶ月(20日)×12ヶ月×3年=3600時間。3年間でこれだけの時間、学ぶのです。小学生と同じくらいか、それ以上かもしれません。
8:00〜 バス登園
9:00 園舎到着 朝の支度
9:30 朝の会(歌、今日自分がやりたいこと発表、1日の予定を確認など)
9:45〜 あそび(園庭、散歩など)
活動(畑仕事、製作など)
昼食(好きな時間に)
お昼寝(疲れた子)
14:30 休息
15:00 おやつ
16:00〜 バス降園
4月 入園・進級を祝う会、味噌炊き
5月 田植え
6月 端午の節句、野休み
7月 お泊まり保育
8月 笹の節句、夏休み
9月 お月見 納涼祭
10月 稲刈り、脱穀、お泊まり保育
11月 案山子あげ
12月 お餅つき、冬休み
1月 鏡開き
2月 節分
3月 桃の節句、卒園式
畑で好きな作物を育てたり、田んぼでお米を育てたりします。
その他に、懇談会(年4回)、フィールド整備など保護者行事あり。遠足など、子ども達の興味意欲関心により、行事が変わります。